【 山野草の観察 】 | |
日 時 | 2005年5月22日(日曜日) 9:30〜11:30 |
天 候 | 曇 |
参加人数 | 22名 |
コ ー ス | 小淵沢町大平林道周辺 |
観察野鳥 | モズ、ヒヨドリ、ウグイス、カッコウ、ビンズイ、 ヒガラ、ハシブトガラス |
集合場所が急遽変更になりましたが、定刻までに会員22名が集まりました。 今日のガイドは森林インストラクターの青木さんです。 草原の小さな涸れ沢沿いに歩くと、かわいい花をつけた山野草があちこちにあり、注意して歩かないと踏み潰しそうでした。 お目当てのサクラソウは花の盛りが過ぎているものもありましたが、いくつかの株は可憐な美しさを保っていました。 残念なことにサクラソウの群生地にはあちこち地面に穴が開いていて、サクラソウが持ち去られたことが窺がわれました。 山野に咲く花は持ち帰っても育つとは限りません。自生している場所でその美しさを楽しむようにしてほしいものです。 |
今日のガイドは森林インストラクターの青木さんです。 | |
山野草のある草原に向けて出発 |
今は涸れていますが、雨が降ると川になる涸れ沢です。足元に注意してください。 |
山野草は採ってはいけませんが、撮るのはかまいません。 |
モミの倒木…皮がきれいになくなっています。シカの餌になったようです。 |
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草原から大平林道へ入りました。この付近は国定公園の特別 地域になっていて、木竹の伐採は県知事の許可が必要です。 | |
ここはほとんどがカラマツの保安林です。よく手入れされている森は雨水の浸透能が裸地の 3倍にもなります。又伐採されたカラマツを道路横の土留めに使ってあり、環境に対する配慮も見られます。 | |
森では植物が光合成で自分達の養分をつくり(生産者)、動物は自分で養分を作れないので、 他の生き物を食べます(消費者)、落枝、落葉、動物のふん・死骸などをミミズなどの地中生物や菌類が分解して 土に返す(分解者)、これらが互いに作用しながら一つのしくみを作っています。これを森の生態系といいます。 | |
森の防火帯を下り、草原を抜けて出発地点へ戻ります。 | |
山野草観察会に参加した会員達 |