タイトル
< 乙女高原での自然観察 >
日  時2006年7月30日(日曜日) 8:00〜15:30
天  候晴時々曇
参加人数23名
場  所山梨県牧丘町・乙女高原



当クラブのフィールド八ヶ岳南麓を離れて今回は山梨県の北東部、秩父山麓の乙女高原で観察会を実施しました。 南清里道の駅に集合し、車5台に分乗して乙女高原まで2時間かけての移動です。 今回の観察ガイドは乙女高原ファンクラブの方々にお願いしました。 参加者を5〜7名の4つのグループに分け、グループ毎に前後にガイドが付くという豪華な観察会です。

甲府は35度を越える暑さなのに、標高1,700mの乙女高原はさわやかな涼しい風が吹き抜ける別天地。 緩やかな起伏のある山麓の傾斜地にある草原と林縁部に作られた観察路では多くの花々が観察され、 アサギマダラや数種類のヒョウモンチョウが乱舞していました。 また巨木と思しきブナの大木やダケカンバの林などもあり、豊かな植生が実感できました。




写真1 写真2 写真3

今回ガイドをされた乙女高原ファンクラブの方々。 代表して竹内さんから今日の予定コースについて説明がありました。

写真4

4つのグループに分かれて、それぞれ乙女高原の観察路へ向かいます。

写真5 写真6

観察路近くに咲く花々や木々の説明を聞きながら緩やかな斜面を登っていきます。

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観察路にはこのようなロープが張られていて、山野草がむやみに踏まれないよう配慮されています。 ロープは春に設置して晩秋には撤去しているそうです。

ロープの所々にこのような山野草の説明版が吊り下げられていました。


観察路周辺で見られた花々

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クガイソウ

ヤナギラン

シシウド

写真12 写真13 写真14

ヒヨドリバナ

ノアザミ

マルバダケブキの蕾

写真15 写真16 写真17

コウリンカ

ウツボグサ

ウスユキソウ

写真18 写真19 写真20

オオバギボウシ

キンバイソウ

オミナエシの蕾

写真21 写真22 写真23

シモツケ

タチフウロ

ヤマオダマキ


 
写真24

富士山の見えるビューポイントですが・・・・  雲に隠れてどうにもなりません。

写真25 写真26

ビューポイントからダケカンバの林を横に見ながら少し下るとブナの大木がありました。

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実物はこの写真より迫力があります。胸高の幹周りは3m位ありそうでした。

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かってはスキー場だったこの草原の植生を維持するため毎年晩秋に200人余りのボランティアで草刈をしています。

草原にはアサギマダラがあちこちで見られました。


花に群がるマルハナバチ

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いろいろな花にマルハナバチが群がっていました。マルハナバチは攻撃的なハチでは ありませんが、花に止まっているのを知らずに花を掴んだりすると刺されるそうです。


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高原を一回りしてグリーンロッジが見えてきました。

ロッジ前のベンチで一休み

写真36 写真37

乙女高原ファンクラブ代表の植原さんからクラブの活動状況についての説明や ファンクラブ入会のお誘いがありました。


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