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動く大地 「地質構造からみた山梨の山々」
講師:  亀村平男さん(八ヶ岳自然クラブ会員)
日  時2014年 1 月22日(金)10:00〜12:00
天  候
参加人数42名
会  場八ヶ岳自然ふれあいセンター ホール


当クラブ会員で地質学に造詣深い亀村さんに観察会をより楽しいものにするため、活動拠点である山梨県及び周辺の地質構造をわかりやすく解説、 更に地質による 植物分布の違いについても触れていただく興味深いお話を伺いました。

日本列島の形成・・・プレート運動の結果日本列島及び日本海が形成された。 さまざまな地質体から構成され多くの構造線が存在する複雑な構造となっている。
なぜ山は高くなるか・・・付加体の存在、大陸の衝突、火山活動、断層運動などその形成過程によりその地形、地質が変わってくる。
山歩きの楽しみ方・・・地形・地質より夫々特徴的な高山植物が生えてくる。

これらを北岳とその周辺のお花の話と言う具合に具体的に説明いただきました。 お話は地蔵岳、甲斐駒,仙丈などの様子、中山・稲子岳の大崩落によって生まれた地形特有のお花など多岐にわたりました。

まだまだ興味深いお話は続くのでしたが、今回は時間もせまり、この辺りまでという事で余韻をもって終了となりました。 また、講演に際し地球最古の岩石をはじめ多くの岩石標本やアンモナイトなどの化石の数々、 貴重な亀村さん所蔵の品々を展示・参観させて頂きました。




写真1 写真2 写真3

講師の亀村さん

講演会場の様子

日本列島は「さざれ石」である

写真4 写真5 写真6

中央にあるのが世界最古の岩石
39.6億年前のアキュスタ片麻岩

三葉虫やアンモナイトの化石

亀村コレクションの展示


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