タイトル
冬の鳥観察会
(オシドリなどの冬の鳥を観察)
日  時2014年11月18日(火曜日) 9:00〜12:00
天  候晴れ
参加人数19名
コ ー ス南きよさと道の駅〜(乗合)〜塩川ダム(瑞牆湖)周辺


 集合場所である南きよさと道の駅に集まると本日案内して下さる日本野鳥の会バードウォッチング案内人の山路公紀さんから、 今年のオシドリの動向について説明。当初予定していた大門ダムでは例年この時期には100〜200羽観察されるのだが、 今年は数十羽で昨日には数羽しかいなくなっているとの事。
一方、塩川ダムには100羽超が見られるとの事で、急きょ観察場所を変更し、皆分乗し塩川ダムへ向かう。

 塩川ダムでは案内板で本日の観察ポイントを説明、早速観察場所に向かいます。観察場所からポイントまで距離があり 最初は分からなかったが良く見ると100羽近くのオシドリの群れが・・・・   華やかなオスが地味なメスを追いかけ鳴き交わしている様子が良く観察できました。 少し離れた場所に移りオシドリの生態についての説明、オスはこの時期換羽して綺麗な繁殖羽となってメスにアピールしている。 三列風切の内側の一枚は、大きなイチョウの葉の形をしたイチョウ羽で採取されたものを見せて頂いた。 オシドリは季節ごとに新たにパートナーを組み、他のライバルにとられないようついているので仲が良いように見える、 子育てはメスにまかせっきりと「オシドリ夫婦」のイメージとは異なる実態の紹介。

屋根があり展望台となっている場所では湖全体の水鳥観察、ヨシガモとマガモの見分けポイントとかマガモの オスは頭部の金属光沢の暗緑色やカワセミの瑠璃色が構造色というそれ自身には色がついていないが、その微細な構造によって光が干渉するため、 色づいて見えるという事の紹介。

また、この度山路さんが八ヶ岳周辺でのジョウビタキの子育て事例を観察され日本鳥学会誌で発表した 「ジョウビタキは冬鳥ではなくなるかも」との興味深いお話を頂いた。沢山のオシドリに出会えて大満足の一日でした。




写真1 写真2 写真3

本日の案内は山路さん

観察記録により
今年のオシドリの様子を説明

塩川ダム(瑞牆湖)周辺は
紅葉が綺麗

写真4 写真5 写真6

早速観察開始

沢山のオシドリが

オシドリの生態説明

写真7

湖畔で集合写真

写真8 写真9 写真10

オシドリのオス

遠くにカモ類が

マガモ

写真11 写真12 写真13

これが左右に一つずつある
イチョウ羽か

水鳥や羽の色
ジョウビタキなど多彩なお話

作りかけのエナガの巣?


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