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川俣川西沢の植物観察
(余り知られていない西沢を歩く)
日  時  2017年4月30日(日曜日) 8:30〜15:00
天  候  晴れ
参加人数  36名
コ ー ス  清里駐車場〜川俣川西沢口〜西沢周辺〜川俣川西沢口〜
  平沢公民館〜飯盛山登山口周辺〜公民館〜清里駐車場


 今回は一般の立ち入りが禁止されている川俣川西沢を田中先生が許可を得ての観察会です。川俣川の東沢は吐竜の滝など水量も多いが、 西沢は余り水がなく、古くに東沢からトンネルで水を引き村山六ヶ村堰として高根の地を潤してきました。 現在は水利に加えウォーターファームとして最上部の西沢から最下部の蔵原まで4つの発電所が作られ計970Kwの電気を作りだしています。

36名と多人数ではありましたが、ホワイトボードによる説明会、ポイントに残置されたボードなどの工夫をされ分かりやすい観察会となりました。 各種のスミレとその特徴、ワチガイソウの仲間と見分け方、レンプクソウ、ネコノメソウ、ナズナ、イヌナズナなど沢山の事を教わりました。 八ヶ岳山麓には珍しいハルニレの木があり、この木は秩父山系の植物で飯盛山方面から流入しこの辺りで止まった証左となる貴重なものとの事です。

午後は当初予定した天女山にはまだ見るものがないとの事で、平沢の飯盛山登山口周辺でスミレを観察する事に変更しました。 諏訪神社に沿った山肌に色々な種類のスミレがあり満喫しました。




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本日の案内は
植物研究家 田中智先生

通常は立ち入れない
川俣川西沢の疎水の説明

入域許可を得た
西沢にある水力発電所

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大人数の為ホワイトボードを
適宜おいて表示

アカネスミレ
 

ヒナスミレ(白いタイプ)
 

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とても小さなレンプクソウ
 

右側の木が八ヶ岳山麓には
珍しいハルニレ

萼筒が長い
チョウジザクラ

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ニッコウネコノメソウ

諏訪神社の脇に狼を従えた祠

ヒゲネワチガイソウ

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諏訪神社の石段にて

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マルバスミレ

アケボノスミレ

エイザンスミレ


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