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八ヶ岳自然散策

ハイタカ

【2005年3月】
冬の餌台に集まる小鳥を目当てに、ハイタカがやって来ました。獲物を見据える鋭い目、鉤のような嘴、そして鋭い爪は狩をする鳥の象徴です。
 翼が広く短いために急旋回や急減速が得意な鳥です。すごいスピードで、木の枝の周りを回転するように小鳥を追いかけていましたが、まだ若い鳥のようで、あきらめて飛び去りました。
 日本の森林に棲む代表的なタカと言えばハイタカ属の3兄弟です。姿は良く似ていますが、大きい順にオオタカ、ハイタカ、ツミです。
 最近よく話題になるオオタカが数を増やしている一方で、ハイタカは減っているようです。
 散歩の途中で、上空に輪を描いて飛ぶハトくらいのタカを見かけたら、それは、ハイタカかもしれません。(山路公紀)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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