本文へスキップ

八ヶ岳自然散策

ツリフネソウ

【2005年11月】
ツリフネソウには、ツリフネソウ(赤)、キツリフネ、シロツリフネ、ハガクレツリフネがあります。
この野草は、私が山野草の世界にハマルきっかけの野草の一種で、八ヶ岳山麓ではあちらこちらに自生しているのに出会い、大変うれしく思っております。
華道の世界で、生け花の器に「釣り舟」があり、この紐で釣った舟の形「釣り花生け」のように“ゆらゆら”揺れて咲くことからこの名前になったそうです。
一方でママコノシリヌグイ、ヘクソカズラ、ハキダメギクのように気の毒な名前をつけられた野草に比べれば、なんと優雅な名前を先達が命名したのでしょう。
(撮影 大石 彰)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
 トップ記事
 
次月
 
2005年11月
ツリフネソウ
 
前月
 
 過去の記事一覧表