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ヤツガタケキスミレ
春の訪れとともに桜前線の北上が伝えられると、スミレ愛好家は「あのスミレは咲いているかな」と毎日落ち着かない日々をすごします。それも、6月に入るとスミレの女王と言われるサクラスミレがピーク、新たな開花を探すと高山での花弁の黄色いスミレです。
キスミレは北限とされる朝霧高原で連休ごろに姿を見せますが、黄色いスミレの大半は高山性。6月も半ばとなると、八ケ岳周辺では2千メートルの高度でキバナノコマノツメ、さらに赤岳、横岳の稜線でヤツガタケキスミレを探すことになります。このキスミレと再会するためには、体を鍛えなければいけないのですが、この時期でしか見られない黄色いツクモグサと併せて、再会への思いは募る一方です。
(撮影:池上 武比古)