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夏に憩う
昆虫の中で、蝶ほど非常に目立ち、人々の関心が高い昆虫は少ない。大部分の人が美しいと感じ、それがいるからといって嫌がることもない。
蝶の飛ぶ様は「ひらひら」と表現され、飛ぶというよりは「舞う」という言葉が似合う。「ひらひら」には、文学的、情緒的なもの、また、やさしさが感じられる。
蝶は、幼虫から蛹、成虫へと変態する。幼虫からは、成虫の美しさはとても想像できない。「みにくいアヒルの子」の昆虫版か?
写真は、キアゲハである。キアゲハは、幼虫期セリ科の植物を食べて蛹になり、やがて成虫になって、ひらひらと大空を舞う。
(撮影‥栗原達夫)