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極限に生きるハイマツ
 八ヶ岳のハイマツは標高2550m付近から現れる。 このあたりで眼にする姿は2mを越える立ち姿で、這ってはいない。
ここからさらに登って縦走路に上がると、背が低くなり地面を這い回る。
地面と言っても砂礫や岩礫、岩の上にまで根を張り、植物にとって極限と思われる環境に生きている。
写真のハイマツは天狗岳頂上直下の北西風をまともに受ける所で踏ん張っていた。 礫が飛んでくるため幹の表皮がはがれているが、幹の直径10cmを越えていて、 直径5~6cmで80~100年の樹齢と言われているので、これは200歳近いと思われる。
あえて居心地の良い場所を捨てて、極限の環境で生きるのが長生きの秘訣なのだろうか。  (文・写真 青木興家)