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ミツバチの巣分かれ
桜の花がソメイヨシノからウワミズザクラに替わるころ、日本ミツバチは巣分かれの季節をむかえます。 旧女王と約半数の働き蜂は、いままでの巣を新しく生まれてくる女王蜂に譲り新しい営巣場所を求めて旅立って行きます。
この時期、八ヶ岳山麓を散策すると大木の根元や渓谷の岩陰に置かれている木箱をよく見かけます。 巣分かれしたミツバチに住みついてもらい、あわよくば秋にハチミツのおこぼれを、と企んでいる週末養蜂家が仕掛けた待ち箱です。
時には、散策中の頭上で聞こえるウォーンという大きな音に驚かされるかもしれません。 新居へ引っ越し途中のミツバチの群れで“蜂雲”と呼ばれています。
日本みつばちが生息する里山は、八ヶ岳山麓の豊かな自然の証です。
(文・写真 田中 盛 )