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八ヶ岳自然散策

ヤマボウシ(ミズキ科)

【2016年6月】
標高によって異なるが、北杜市では5月下旬頃から、白い「4枚弁」の大きな花を付けた街路樹を見かける。

「花弁」に見える部分は『総苞片』であり、実際の花はその中心部に多数集まっている。 秋にはその実が赤く熟れ、食べても甘く、梅酒の要領で漬け込んでも綺麗な果実酒が楽しめる。

よく似た、赤や白の花を咲かせるハナミズキの街路樹や庭木に会うことも多いが、ヤマボウシとは、 『花弁(総苞片)』の先端が尖っているか否かで識別できる。尖っていれば、我が国在来のヤマボウシであり、 窪んでいれば、明治時代に東京市からアメリカに送られた『桜』の返礼として有名な、ハナミズキである。

残念ながらハナミズキの実は漿果ではなく、食べられない。
(文・写真 佐藤元昭)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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