小学生の「草遊び授業」
日  時 6月7日(金)10時45分〜12時10分
天  候 晴れ
参加人数 小学一年生 28名 教員3名
場  所  北杜市立 高根東小学校周辺の田の畦、用水路脇
案  内 佐藤元昭 さん

 

《実施内容》
【指輪】
■シロツメクサ、アカツメクサの花■
花を指に当てて花茎を巻き付け茎の先端を指の下に差し込む

【草笛】
■タンポポの花茎■
花茎5〜7cmを爪で切り取り、切り口を潰して息を吹き込む
■イネ科雑草の葉■
平らな葉を左右の親指の間に挟み息を吹き込む

【ブローチ】
■ヨツバムグラ、ヤエムグラの葉■
放射状に広がる葉を残して茎の上下を切り外し放射状の葉を衣服等に付ける

【お面】
■クズの葉■
複葉の先端の1枚を茎を長く残して切り取り、二つ折りにして先端部分を細長く千切って「口」を作り、葉の付け根部分を四つ折りにして千切ると両目が出来る。茎の部分を額に当てて帽子を被ると手を離しても面が落ちない

《感想など》
何処にでもある草を使った単純な遊びであるが、この遊びを知らない子供が殆どで、こちらが驚くほどの大好評であった。 中でも草笛等は、子供達には難しかったようで、付き添いの先生方にも鳴らせない人が居て、音が出た子供はヒーローの様であった。 はしゃぎ回る子供達に対し、時間を気にする先生の促しにも反応が鈍く、給食時間に10分近く遅れて校舎に戻った。 報告を受けた校長先生から「秋にもまた実施したい」旨の話があり、給食中にも拘わらず子供達が大勢廊下に出てきて手を振って見送ってくれた。 私見だが、最近の子供達は、外遊びをすることが殆ど無く、「自然体験の第一歩」にはなったような気がする。







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