秋の棒道 観察会
《秋たけなわ 樹林とキノコを探索しよう》
日  時 11月12日(火)9:00〜11:45
天  候 晴れ
参加人数 会員13名 一般1名
コース  棒道火の見櫓後から約1.2km程散策し折り返す
案  内 大園高明さん、大園たみよさん、井澤武二さん
配布資料 「きのこのひみつ」、「キノコ食/毒早見表」
「晩秋から冬の樹木観察の楽しみ」



晴天で穏やかな小春日和となりました。暖かい日が続いているため紅葉も10日程度遅れているそうです。

9時にこぶちざわ道の駅に集合し、乗合で棒道火の見櫓後まで移動後、
まずは、大園たみよさんから棒道についての説明を受け、9時15分に観察を開始しました。
観察場所は段差がほとんどのない広めの道で、足元を気にせず、樹木を観ながらゆっくり散策です
早めに紅葉するツタウルシなどは色褪せていましたが、カラマツやダンコウバイは美しい黄色に色づいていました。
カエデ類だけでもオオモミジ、イロハモミジ、ウリハダカエデ、ウリカエデ、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、ミツデカエデ、エンコウカエデ、イトマキエデなど こんなにたくさんの種類に出会えました。
林の中にはツルリンドウの鮮やかな赤い実が目を引きます。コバノガマズミはほぼ終わりかけていましたがまだ赤い実がいくつか残っていました。
キノコは最盛期は過ぎていましたがハナイグチがまだ少しだけ、他にチャナメツムタケ、カラマツシメジを見つける事ができました。

途中開けた場所には大木となったフジの群生があり、足元にはアケボノスミレの葉、エイザンスミレとヒゴスミレのハーフと思われる葉を確認しました
「藤やスミレの季節にまた来たいね。」と話しをしながら1.2kmくらいで折り返しました。

11時半、火の見櫓で井澤さんから「晩秋から冬の樹木観察の楽しみ」についての説明を受けた後、再度乗合でこぶちざわ道の駅にもどり解散となりました




     



美しく紅葉したカラマツの下で
棒道の説明
黄色に色づいたダンコウバイ 赤く色づいたイロハモミジ
林の中で可憐に咲くツルリンドウ コバノガマズミ、ガマズミの違いを説明 コバノガマズミ
イトマキイタヤ エンコウカエデ フジの大木が群生で
チャナメツムタケ カラマツシメジ 「晩秋から冬の樹木観察の楽しみ」の説明



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