春のウォーキング
《高龍寺でのお話と神代桜・カタクリ・福寿草など》
日  時 3月31日(月)8:50〜11:45
天  候 晴れ
参加人数 会員26名 一般5名
コース  高龍寺〜山高の一本桜〜実相寺周辺(神代桜)〜カタクリ群生地〜高龍寺
案  内 安本みどりさん
配布資料 「我が家の桜」、「山野草グループ紹介」



朝、凍てつく寒さで氷も張ったとか。集合時は曇り空で寒い一日を予感しましたが、
段々日が差し、風も穏やかで、お天気回復、暖かい観察日和となりました。

8:50 高龍寺駐車場に集合。
高龍寺では9:00から10分ほど、ご住職が、高龍寺は1532年室町時代に山高氏の菩提寺として建立され、武田氏とも縁のあったお寺であることなど話されました。

寺院内は荒れていたところを整備、池には鴨も飛来するなど自然豊かで、減りかけてはいるが福寿草も咲いているので足元に気を付けてくださいとのこと。
境内は福寿草は勿論、ハクモクレン・シキミ・エドヒガン桜などが満開でした。

高龍寺を後にピンクのツバキやレンギョウが咲き乱れるよそ様のお庭を見ながら暖かい日差しの中を歩きます。
すると大きな桜の木に出合いました。高く透き通った青い空にキリリとした甲斐駒ヶ岳を背景に満開の桜は実に堂々と立っています。
周りに桜はいないのでよく目立ちます。これが、山高の一本桜。
皆さん喜んで写真タイム。通りすがりの人も写真タイム。

私たちはここで、佐藤さんから桜について解説をしていただきました。
今咲いているのはみんなエドヒガン、ソメイヨシノはもう一週間遅く咲く。
ヤマザクラはもっと標高が低いところにいるのでここにはいません。
標高の高いところにいるのはカスミザクラです。等々興味深い話でした。

10:15には実相寺わきの道に着いて、塀の向こうで力いっぱい花を咲かせている神代桜に会う。
神代桜は丁度満開でした。
ついでに実相寺の庭の桜も塀越しによーく観察。
桜はみんな満開で植えられたスイセンとのコラボを塀越しに満喫。日差しが暖かく実に良いお花見日和です。

歩いてすぐの山高カタクリ群生地に10:50到着。
こちらは、まだ満開とはいかず、やっと蕾が上がったところ。それでも2輪ほどかわいい花を見ることができました。

高龍寺駐車場への帰路は少し遠回りして眼下に民家が点在する田んぼの広がりを見ながらゆっくりと20分ほどかけて帰りました。

高龍寺に到着してから、出発時に気が付かなかったピンクの花をつけるアセビが何本もたくさんの花をつけているのを発見。
これも満開でしたが、もう少し前だともっとピンクが濃かったとか。きっともっと可愛らしかったでしょうね。

駐車場では最後に山野草グループの紹介をして11:45解散となりました。




   


高龍寺
艶やかな花のフクジュソウ


高龍寺山門 満開のモクレン
山高の一本桜 山高神代桜
南アルプスを背景に 実相寺周辺を歩く
カタクリは咲始め アセビの群落



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