オキナグサ保護活動
日 時 5月12日(月)9:30〜14:00
天 候 薄曇り
参加人数 会員11名 ゲンゴロウ先生
コース 東沢大橋駐車場〜八ヶ岳牧場〜オキナグサ保護地〜 八ヶ岳牧場〜東沢大橋駐車場



パラりパラりと雨が当たるような天気だったが、しばらくしてしっかり雨もやみ、曇り空になって、快適な作業日和となった。

当初の集合地のまきば公園大駐車場は、当日まきば公園が休園日だったため使えず、急遽東沢大橋駐車場に変更となった。その場での急な変更にもかかわらず混乱なく全員集合できたのは担当者の采配が良かったからと思う。

東沢大橋駐車場を9:40に出発。八ヶ岳高原ラインをまきば講演方面へ10分ほど歩くと八ヶ岳牧場への分岐点となる。
この間の右側斜面にはまだ時期が早いものの、ベニバナイチヤクソウの大群落がみられた。
まだツボミだったが咲けばこの斜面がどんなに美しく彩られることか!時期が合わなかったのは本当に残念だった。
道路向こうの八ヶ岳牧場の入り口を右に折れ、のびやかな牧場の中の道を行く。
牧草に覆われ、牛が草を食むのびやかな牧場の中をいく。
牧草の緑が美しい中に時折、木がぽつんと立っている。蕾もまだ固いがアオナシの木である。
沢山の蕾!咲けばのびやかな牧草と木いっぱいの花、そしてゆっくりくつろぐ牛。
絵のような光景だったでのではないだろうか。

10:30山道に入る。山道に入る前に分岐がいくつかあるので行動はまとまってするようにと話があった。
斜面は雨上がりにしてはぬかるみもなく、歩きやすかった。
しかし、登りは登り、私にはそれなりにきつかった。

11:10目的地到着。
オキナグサは蕾は立ち上げているもののほとんどがまだツボミだった。
よく見れば保護柵を超えてあちらこちらに芽が出ている。
踏まないように気を付けながら周りを石で囲い、吹き曝し状態から保護する。
シカのフンも随所にあり、気は抜けないが、保護柵はどこもしっかりしていて中はシカにやられた形跡もなく、有効だったようだ。
一部小動物が入った形跡があった。これは犯人不明のまま、誰だろうで終わっている。
日当たりの良い場所だけあって、この中に、松の幼木、ズミの幼木もあったため、剪定ハサミで切り取って作業終了。

11:55からお昼を食べて12:30帰路につく。下りは早く13:00には下に着き、牧場を突き切って13:40には道路に出て、14:00東沢大橋駐車場で解散する。







牛が草を食むのびやかな牧場 背景となる南アルプスは見えなかったが絵のような光景 オキナグサは増えています
保護柵の外の実生株を
石で囲う
ゲンゴロウ先生
いつもご協力いただきありがとうございます。



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