<大平林道観察会> 
《リンドウ、センブリ、ノコンギク、晩秋を彩る花散歩》
日 時 10月10日(水)9:00〜11:30
天 候 晴れ
参加人数 会員7名 一般1名
コース 道の駅こぶちざわ⇒(車)大平林道近くの空き地
〜大平上林道〜防火帯〜大平林道(馬道)〜大平林道近くの空き地
⇒(車)道の駅こぶちざわ
配布資料 野菊の見分け方



不安定な天気が続いていましたが、当日は晴れ。さすが10月10日は晴れの得意日です。
道の駅こぶちざわに9時に集合し、コースの説明後、3台の車で観察地へ向かいました。

9時10分観察地に到着、既にツタウルシが真っ赤に紅葉しており、秋の訪れを実感します。
観察を開始して、さっそく可愛らしい野菊が、、、
ノコンギク、ユウガギク、シロヨメナ、シラヤマギク、ゴマナの見分け方を知っていますか?
配布資料で説明を受けながら、識別していきます。
大平上林道までの舗装道には、他にムラサキシキブの紫の実、サンショウの赤い実、ノイバラの赤い実が結実していました

9時30分大平上林道に入ります。
樹高の低めのミズナラ、コナラがあり、目線の高さで違いが確認できます。
しばらく行くとミズメという樹木を確認。樹皮の香りを嗅ぐとどこかで嗅いだ香りがしませんか?
そうそう、湿布薬の香りです。サリチル酸メチルという成分によるもので
この匂いを嫌ってヨグソミネバリ(夜糞峰榛)という別名がついているそうです。
その他、サルナシも実つけていました。あと少しで食べ頃かもしれません。

10時10分防火帯を下り始めます。本来なら、南アルプスが目の前に美しく見えるはずですが、雲がかかってしまっています。
防火帯を2/3程下ったあたりから、センブリ、ヤマラッキョウが数多く姿を現しました。
多分、今年はセンブリの当たり年です。

10時30分防火帯を下り切って、大平林道(馬道)を歩きます。
リンドウの紫、ヤマラッキョウの濃いピンク、センブリの白〜薄いピンク、ノコンギク、ユウガギクなど晩秋を彩る花が丁度見頃となっていました。
今年は樹木の実も当たり年の様で、ツルウメモドキの黄色の実、ズミの赤い実が遠くからでも確認ができます。

11時5分車を停めた空き地に向かう舗装道路に出ました。
舗装道路沿いで、ミズキとクマノミズキが道路を挟んで向かい側にあり、その違いを確認した後11時20分車を停めた場所に到着。
観察はここで終了です
車で道の駅こぶちざわに移動し、 11時30分予定通りに終了しました
天気と花の時期がちょうどよく、サブタイトル通り「晩秋を彩る花散歩」となりました。




コース地図



コースの説明 ツタウルシの紅葉が美しい ノコンギク
ユウガギク ゴマナ シロヨメナ
シラヤマギク ノイバラの実
ミズナラ コナラ ミズメの樹皮
大平上林道を歩く 防火帯
南アルプスが見えるはずだが
乗馬クラブの方達と
なんどかすれ違う
センブリ リンドウ ヤマラッキョウ



トップページへ | 定例観察会レポー トへ戻る