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八ヶ岳自然散策

森の中で仲良く食事

【2007年11月】
夏の間、開けていた窓から人の気配を感じていたせいか、鳥の餌台に近づくのを遠慮していたリスが寒くなると餌を食べに戻ってきます。ニホンリス(ホンドリス)は日本固有種で北海道を除く各地の山にいますが南へ行くほど数は少なくなります。リスの中では警戒心が強く常に周りをキョロキョロしながらあわただしく鳥の餌(ヒマワリの種)を食べています。
ヤマガラはシジュウカラ科に属し、お腹が赤茶色をしていて1年中見られる留鳥で、いつも2羽連れで森を移動しています。餌は取ったその場で食べることはあまりせず、近くの枝に移動して両足でヒマワリの種を押えつけてくちばしを使って器用に食べます。人になれやすく非常に賢い鳥で、人のかける巣箱もよく利用し、より新しいものに好んで入ります。(撮影:西貝正夫)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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