本文へスキップ

八ヶ岳自然散策

蕎 麦

【2011年10月】
夏の終わりに真っ白なレースを広げたような蕎麦畑が広がります。
遠目で見る風にそよぐ蕎麦の花も綺麗ですが、近寄ってみると白い花の中心にはほんのり紅色の雄しべがあり、 もっとよく見ると、雄しべが長く雌しべの短い「短花柱花」とその反対の「長花柱花」があり、 この違う花同士が受粉しないと実ができないのです。
今頃は三角に尖った蕎麦の実ができているかも。新蕎麦が楽しみですね。 美味しいお蕎麦はプロに任せて、私はこのそば粉を使ってガレットやパンを焼いたり、 蕎麦の実を使って蕎麦の実雑炊を楽しみます。 このほか新芽はスプラウトに、若い葉や茎は野菜として、また蕎麦の蜂蜜は黒褐色でこくがあって私は大好きです。 地元のお蕎麦を皆さんはどう利用されますか?(文・写真 市川 波留美)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
 トップ記事
 
次月
 
2011年10月
蕎 麦
 
前月
 
 過去の記事一覧表