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新春の紅白
雪の朝いつものように犬の散歩に出かけた。 テニスコートのフェンスに新雪がかかり、そこに深紅の赤い実が点在している。ツルウメモドキ(蔓梅擬)の実である。
他の錦木の仲間も真弓や吊り花など同じ様な赤い実をつけるが、 色物の少ない冬の季節にまで鮮やかな赤い実を数多く残しているのはこれくらい。 この厳寒の時期までこれだけあるのは、野鳥にとって採食の優先順位が低いのだろうか。
戦後の食糧難の時代に育った者は、美食へのこだわり派とこだわらない派がいるが、さしずめ私は後者である。 好き嫌いなく何でも食べるし、生のホヤやくさやなど日本酒の当てに最高だと思っている。              (文・写真 高木宥)