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八ヶ岳自然散策

薪に潜む虫

写真 【2019年2月】
 コナラやクヌギの幹に環状のごつごつした瘤があるのを見かける、 この木を薪にする時1?3cmの白い皺だらけの細長い虫がウジャウジャ出てくることがある。一瞬、クワガタの幼虫かと心ときめくが、 シロスジカミキリムシの幼虫と分かりがっかりする。
 
成虫は幹の地上1m程の高さに孔をあけて産卵を繰り返し、育った幼虫は樹皮近くの木質を食べ、複雑な空洞を残す。 このため樹木は倒れないように外側の樹皮を補強するので、環状のごつごつした隆起が出来る。
 
薪を数ヶ月保管すると、ヒラタキクイムシが薪をかじり、白い粉が出て樹皮が剥がれる。割った薪を散水や雨に数回当てると多少効果がある。 更に、割った薪は樹皮を下側にして地面から浮かし、シロアリ防除のために家の壁から離し、十分乾燥させてから焚くのが好ましい。                  (文・写真 佐波義友)

このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
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