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八ヶ岳自然散策

冬芽(クルミ科 オニグルミ)

写真 【2018年2月】
冬の植物観察は面白い。葉も花も無い無味乾燥のように思えるが、とんでもないのである。
 
植物の枝ぶりを理解するには葉の落ちた冬場しかない。夏場はエノキかニレかケヤキか区別しがたいが、 葉が落ちればあの竹箒を逆さに立てたような姿で、誰でもケヤキだとすぐにわかる。
 
また、冬芽も面白い。毛布の様な細かい毛に包まれたものや鱗のようなものに覆われたもの、粘液に埋もれたもの等、興味は尽きない。 そしてこの写真のオニグルミは北杜市内のあちこちで見られるが、葉が落ちた後の「落葉痕」がまた面白い。 思い成しかもしれないが、今年の干支の犬の顔に見えないだろうか?植物によっては猿であったり、狐に見えるものもあるかもしれない。 ストーブにしがみついていないで、冬の植物観察に出かけよう。
                   (文 佐藤元昭 ・ 写真 坂本鋼治)

このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
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