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八ヶ岳自然散策

ウメノキゴケ

【2016年3月】
柔らかな陽ざしの下、大泉町谷戸付近の散策で谷戸城跡の丘に上がって行くと、幹の表面にコケ状のものがびっしり付いた太い桜の木があり、 案内してくれた人が「これはウメノキゴケで、空気の汚れた場所では見られない」と説明してくれました。

調べて見ると「ウメノキゴケ(梅の木苔)は苔ではなく地衣類の一種で灰緑色の葉状地衣類で樹皮や岩に着生する。 地衣類は環境の変化に弱く、大気汚染が進むと発生しなくなり種類も少なくなる。地衣類の生育状況を調べる事で、大気汚染の様子が分かる。 このように、環境を知る手掛かりになる生き物を「環境指標生物」と言う」とありました。

八ヶ岳周辺がいつまでもウメノキゴケが生息できる環境に保たれることを祈ると共に、環境保全に努めて行かなければならないと思いました。
(文・写真 住山 茂)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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