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宿泊研修会

[ 夜行性動物テンの観察 ]
日  時2004年1月23日17時集合 〜 翌24日11時解散
場  所南牧村海ノ口 自然郷
天  候
参加人数29名

今回は初めての一泊の研修会です。場所は野辺山の近く、標高1500mの自然郷です。夜行性の野生動物「テン」の観察が主な目的です。

定刻に会員たちは現地に集合し、今回の講師 高橋さんからテンやキツネその他の動物についての丁寧な説明を受けました。 夕食後テンの餌場に面したガラス窓のある場所に会員たちはそれぞれ陣取りテンの現われるのを待ちました。  午後8時過ぎにいったん現われましたが餌台には近づかずすぐ立ち去りました。さらに待つこと2時間、 10時半頃現われたテンは餌台の餌を食べたり、雪の中に埋めた餌を掘出して食べるなどして10分くらいで去りました。 テンを観察できた会員たちは満足して寝室へ引き上げ始めましたが、齋藤代表と大作副代表は徹夜の意気込みでさらに待ち続け、 夜半過ぎに何度か現われたテンを十二分に撮影しました。 

翌日はアニマルトラッキングとバードウォッチングを兼ねて八ヶ岳高原ロッジまで雪道のウォーキングです。 途中高原の動物達の足跡や糞があちこちに見られました。高原ロッジでは多くの野鳥が見られ、特にウソの雄と雌が同時に数羽見られたのはラッキーでした。

天候に恵まれた収穫の多い2日間の研修でした。
研修の様子は下の写真をご覧下さい。



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大作副代表から今夜の撮影の場所取りについて説明がありました。

ロビーでくつろぐ会員たち

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寝室は2段ベッドです

午後5時から野生動物についての講義が始まりました。 初めに挨拶する齋藤代表

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講師の高橋さんは数々の分かりやすい資料で野辺山の自然について話されました。

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ユーモラスな高橋さんの話に思わず笑みが浮かぶ会員たち

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夕食はなべ料理で、おいしく且つ量もたっぷり。

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テンの餌場は明るい照明に照らされています。

室内で三脚を構えてテンの現われるのを待つ熱心な会員たち

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窓に貼りつく会員たち

内側から見るとこの通り

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階段の下にも……

待つこと4時間、闇の中からテンが姿を現しました。

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餌を食べるテン

他にも餌がないかなあ、と周囲を見つめているテン

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いいフォームですねえ

埋めてある餌を嗅ぎ付けて掘出すテン

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もう一度来るかもしれない、と待ち続ける熱心な会員たち。

ロビーで「テンが見れてよかった」と盛り上がる就寝前のひととき

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朝食時昨晩の深夜再度現われたテンについて説明する大作副代表

朝食後齋藤代表が撮影した昨晩のテンのビデオ映像を見る会員たち

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高原ロッジへ向かう途中の広場で記念撮影

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八ヶ岳高原ロッジを目指して除雪された広い道を登っていきます。

途中雪に覆われた美しい赤岳の雄姿が見えました。

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雪上に残っていたキツネの足跡

キツネの糞

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リスの足跡

八ヶ岳ロッジ前へ到着、ここで野鳥観察を兼ねて一時間弱休憩しました。

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ロッジの餌場に現われたリス

餌場に来たウソの雄(左)と雌(右)。
ウソの雄と雌が同時にしかも数羽も見れることはめったにないそうです。

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ロッジのティールームで一休み

帰りは下り道で楽でした。

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齋藤代表から研修会終了の挨拶

飯田事務局長からの要望 「次回講演会のPRにNHKのイベントコマーシャル出演予定なので出演できる方を 募っています。」  その場で手を上げた方は残念ながらいませんでした。

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現地解散です。お疲れ様でした。


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