タイトル
清里自然散策
(風切りの松をたずねて)
日  時2013年11月22日(金) 9:00〜12:20
天  候晴れ
参加人数27名
コ ー ス市営駐車場⇒北甲斐亭へ→八ヶ岳権現社→日吉神社→風の三郎社→浅川→ 風きりの松(松根油採取跡)→北甲斐亭⇒市営駐車場


今回は気持ちの良い秋晴れの中、風切りの松に守られた樫山地区の自然散策です。 案内は自然観察指導員の竹内さんです。市営駐車場から分乗し北甲斐亭へ向かい、北甲斐亭から散策路に沿って進んで行きます。 この地区では三社参りといって雨乞いを八ヶ岳権現社に、晴天を日吉神社に、暴風雨よけを風の三郎社に それぞれ部落の代表が毎日当番で代参したとの事でこれらを訪ねます。

先ず最初は「八ヶ岳権現社」です。五幹の松という5つに枝分かれした立派な松の根元にある小さな石祠が雨乞いの社です。 次の樫山親水公園には大正13年4月完成の導水トンネルありここから流れる水路に沿った明るく気持ちの良い道を進みます。 この辺りは水を大事にしホタルの里となっています。

次の 「日吉神社」 は筒粥神事の行われる鞘堂に包まれた、3本の杉の大木が目立つ立派な社でした。 「風の三郎社」は利根神社の中に利根神社と並んだ小さな石祠がそれです。 以前は別の場所にあったものを移したもので苔むした祠の屋根が時代を感じさせます。

続いて風切りの松 散策路へ向かいますここは戦争中、根株を掘り出し煮沸し松根油を採取しようとした松の根を掘った跡が 7箇所確認できます。 散策の間に飯盛山、丸山、笠無 等の山を愛でつつ、ヒノキとサワラの見分け方や 冬にロゼット葉となる草の様子等、花豆やスイカズラ、マタタビなど道草を食いながらの有意義なひと時でした




写真1 写真2 写真3

今日の案内は
自然観察指導員の竹内さん

ヒノキとサワラの見分け方
講座

八ヶ岳権現社

写真4 写真5 写真6

五幹の松

気持ちの良い秋空

水量豊富な親水公園

写真7 写真8 写真9

八ヶ岳からの風を防ぐように木が
立ち並ぶ屋敷のそばには屋敷林

日吉神社

日吉神社参道の杉

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穏やかな日差しの下

写真11 写真12 写真13

利根神社と風の三郎社

松根油採取跡

穏やかな里山でした


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