夏の鳥 観察会 | |
「キビタキ、オオルリを含む夏の鳥と里山の散策を楽しみます」 | |
日 時 | 2014年6月10日(火曜日) 8:30〜11:45 |
天 候 | 曇り |
参加人数 | 21名 |
コ ー ス | オオムラサキセンター駐車場〜オオムラサキ自然公園〜 オオムラサキセンター |
雨の日が続き、前夜にも雨と心配な空模様だったが観察時は曇りと問題ない天候となった。 鳥も営巣の時期でそれに配慮しコースを選んだ。また木々の葉も茂りその姿は見えにくいが、その代わりに鳴き声に注目する観察会となった。 案内の山路さん手製のフリップボードにより要所で詳しい説明があり、子育て環境と鳥の行動の関係などをじっくり教えていただいた。 先ずは騒がしいヒヨドリ、昆虫から花、種子となんでも食べる環境順応力が高い鳥である。 今の時期はもう見かけないが、カワガラスは羽化する前の水生昆虫を餌とするので、まだ雪の残っている頃に子育てを行う。 里山ではキセキレイが子育ての最中で邪魔しないよう離れた場所から観察、ついでにセキレイの仲間の解説。 土の崖があり川が流れているこの場所はオオルリなどが好む地形。キビタキも声は聴けたが姿はチラッとでした。 ホトトギスの声が聞こえた所で托卵する鳥たちの話へ、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチ等、それぞれ托卵の相方鳥がいる。 モズに托卵をする際に気づかれ反撃されて落命する場合もあるとの事、子育てをせずにずるいとの印象もあるが、 相手に依存しないと命が繋げない哀しい運命の鳥ともいえる。 鳥の姿が見えなかった分、山路さんの解説をじっくり聞け、最後に質疑応答もあり、鳥に関しての理解が一段と深まった観察会でした。 |
本日の案内は |
子育て中のキセキレイ |
離れた場所から観察します |
要所で沢山のフリップを |
緑陰で托卵する鳥たちの解説 |
この時期の注意事項:落ちた雛や |
鳥の声を聞きながら集合写真 |
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春先には良く啼いていた |
清流の証・ニホンカワトンボ |
オオムラサキセンターの池では |