権現岳へ翔(かけ)る石柱と山岳展望 (標高100m毎に石柱を立てた男のロマンを辿る) | |
日 時 | 2015年9月10日(木曜日)9:00〜12:00 |
天 候 | 晴のち曇 |
参加人数 | 14名 |
コ ー ス | まきば公園大駐車場(乗合)〜天女山駐車場〜天女山〜 天女山入り口信号〜まきば牧場展望台〜大駐車場 |
今回案内頂く北村宏さんは、八ヶ嶽山岳信仰研究家として八ヶ岳周辺の諸事情に精通され、八ヶ岳周辺諸事検証の小冊子を143冊も出されており、 今回も詳細な資料をご用意頂きました。天女山から権現岳への登山道に標高100m毎に海抜を表示した石柱がある事に気づいた方も多いでしょう。 小学校校長を歴任後1931年から八ヶ岳開発に尽力、1940年駿河湾から権現岳に至る標高100m毎に石柱を建てる事業をした坂本増次郎氏の足跡を辿ります。 まきば公園大駐車場に集合、分乗し天女山駐車場に移動。ここから天女山の由来、三角点、あずま屋の水道、と進み登山道を下ってゆきますと 八ヶ岳神社の石祠、1500mの標高石柱と大町桂月の歌碑、1400mの石柱が出てきます。 天女山の信号を大泉駅方面に少し下った右側の林の中にひっそりと坂本増次郎先生記念碑が建っています。 ここには坂本氏が建設に参画した日本青年協会八ヶ岳高原道場がありました。碑文には坂本増次郎の生立ちから八ヶ岳開発、 紀元2600年・教育勅語50周年記念として標高石柱の建設、1943年68才没までの足跡が記されている。 ここから八ヶ岳倶楽部の横を通り中止の滝分岐を経てまきば公園へ向かいます。昨日までの雨で水量豊富な川俣川西沢を右下に見ながら 少々ぬかった道を進みます。まきば公園では竹内さんから山岳展望のお話がありました。あいにくの空模様でしたが男山、天狗山、御座山等を確認しました。 標高石柱の存在は知っていたがその背景は全く知らなかったので、先人の存在を教えて頂き本当に良かったとの参加者の意見がありました。 八ヶ岳お中道などまだまだ知らない事もあり、八ヶ岳に対する興味を深くする一日となりました。 |
本日の案内は北村さんと竹内さん |
天女山の三等三角点 |
八ヶ岳横断歩道の標識番号は |
天女山の碑の前で |
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登山道を下ってゆくと |
大町桂月の歌碑 |
奉献 坂本増次郎の |
海抜100mから2786mまで計28本の |
電話で確認した万沢郵便局のポスト脇 |
海抜1500m柱 |
海抜1400m柱 |
大きなキノコ |
少し目立たないところに |
川俣川西沢は水量豊富でした |
サラシナショウマ |
セキヤノアキチョウジ |
山岳展望お話の様子 |
生憎の曇り空でしたが |
ポニー牧場では |