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初冬の武川 里山歩き

日  時2019年12月12日(木曜日) 9:00〜12:00
天  候
参加人数8名
コ ー ス甲斐駒センターせせらぎ⇒万休院⇒水害復旧記念公園⇒大武川橋⇒甲斐駒センターせせらぎ
案  内竹内 時男さん(自然観察指導員)



  北杜市内でも標高の低い武川の里はまだ秋色、紅葉が残っていました。武川町を歩き、自然や水害の歴史をたどりました。

甲斐駒センターせせらぎには「聖牛」が展示されていました。木材を組み合わせ、河原に置き、 増水時に水の流れを弱めるために作った先人の工夫物です。舞鶴橋の上から大武川を観察。大きな岩や倒れた草木から、 台風などによる水流の激しさがうかがえました。少し先に、甲斐駒を背景にした水車がありました。スケッチをしたくなるような風景でした。

サザンカとツバキの違いなどの観察をしながら、参道を登ると万休院です。舞鶴松で有名なお寺でしたが、 松は松枯れで伐採されてしまいました。今は子どもの松が大きくなっていました。 坂を下ると、上三吹の地区に入ります。ここには昭和34年の水害から守ってくれたという碑がありました。 大武川の洪水が碑の直前まで来たということで、洪水の大きさがうかがえました。

甲州街道を横切り、釜無川と大武川の合流点にある公園に出ました。ここには大きなオブジェがあります。 川を観察すると、支流である大武川の方が水量が多いようです。武川町の中心、牧原交差点近くに昭和34年の水害記念碑が立っていました。 この辺り一帯が流されてしまったということです。
暖かな半日、のんびりと里山歩きを楽しむことができました。




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聖牛

甲斐駒への道

サザンカ

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集合写真

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三代目舞鶴松

万休院にて

河原のオブジェ


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