タイトル
南相木ダムを訪ねて
秋の気配を感じる花を探す植物観察会
日  時2022年8月22日(火曜日) 8:30〜16:00
天  候晴時々霧
参加人数13名
コ ー ス清里市営駐車場(萌木の村下)〜(乗合)〜
南相木ダム ダム湖(奥三川湖)一周、5.5km
案  内田中 智先生(植物研究家、げんごろう工房主宰)


 清里の駐車場から乗合で南相木村へ。木々の間を縫って、1時間弱の気持ちの良いドライブ。 南相木ダムの標高は1532m、日本で最も高い所にあるダムです。ダム湖一周散策路が整備されています。

 まず田中先生から地質の説明。南相木ダム周辺は関東山地における秩父帯南限に位置しているため石灰岩とチャートが分布しており、 八ヶ岳とは地質が違うこと、それに伴い植物も違うことを教えていただきました。 まずトダイアカバナが出てきました。石灰岩地帯の植物です。
ネジバナ(モジズリ)に続いてミヤマモジズリが、そこここに生えていました。モジズリにも似ていますが、 テガタチドリやノビネチドリの仲間です。
 印象に残ったのはサンヨウブシ。白花もありました。道すがらずっと咲いていたのはキオン、ヨツバヒヨドリでした。

 帰路、ダムの下のウズマクヒロバに寄り、ダムを見上げました。
教えていただいた植物は70種余り。 たくさんの植物に出会えた観察会でした。



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ダムサイトでの説明

02 03

トダイアカバナ

ミヤマモジズリ

04 05

説明風景

サンヨウブシ


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