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ホトケノザ
2月の初旬、春のような陽気に誘われて、白州、南アルプスの麓に広がる田園地帯を散歩してみたら、さすがに、まだあたりは冬枯れの田園風景でした。広大な田畑を縁どる木々の枯れ枝は凛として、新芽らしいものは見当たりません。
地元のお百姓さんに、「ふきのとうはまだ芽をだしていませんか?」と尋ねると、「ここは寒さが厳しいから、3月に入らないと無理だね!」と云われた。しばらく、まだ芽吹きのない土手を進むと、枯れ草の中に小さな赤紫の蕾を点々とさせた野草の群生を発見した。「あ!仏の座が咲いている」肉眼では、まだ蕾としか思えない、その蕾をマクロレンズで覗いてみたら、立派に、3〜4ミリの小さな花を咲かせていた。「わたしをよく見て!可愛いでしょ!」と、語りかけてきた。
(撮影:三橋晴司)