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八ヶ岳自然散策

ヤマウルシ

【2009年6月】
ヤマウルシは名前のとおり山に生息するウルシで、どこの林でも見ることができる落葉潅木です。 図鑑などには危険な植物として掲載されている例が多く、人によってはカブレの症状を引き起こします。
新芽は、山菜のタラノキの芽と間違えるほど似ています。 ウルシの仲間は、秋には一足早目の紅葉を見せてくれます。その赤い色は見事です。
6月に林の中に入ってみました。ヤマウルシの若木が枝をいっぱいに広げていました。 葉を下から覗くと、太陽の光を透過した緑がとても美しく、光に揺らいでいました。 小さな虫たちは、このような美しい風景をいつも見ているのかと思うと、羨ましく思いました。
(撮影:栗原 達夫)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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