【2025年7月】
麦草ヒュッテ(茅野市)から白駒池に至る林道、大きな岩の上にピンク色の花を見つけて近づいてみると、
何と!リンネソウとゴゼンタチバナが仲良く咲いていました。
一度は見てみたいとあこがれていたリンネソウ、こんなにたくさん間近に咲いているとは、夢にも思いませんでした。
しかもすぐ隣りには、ゴゼンタチバナ。可愛い実が熟しつつあります。二人とも賢い!岩陰に咲くことで、恐ろしいヒトの眼を避けています。
いたずらワンちゃんに忌まわしいおしっこをかけられることもありません。
共通点、それは分類学の大家「カール・フォン・リンネ」に命名してもらっていることです。
リンネソウに至っては、ご本人の名前をいただくという幸運に預かっています。至福のひと時でした。
(文・写真 渡邉 勲)