【2017年8月】
スズメより小さく12cm大、黄緑色の体で一年中見ることの出来る鳥、白いアイリングが特徴。
産卵は年2~3回あり、枝にハンモック様の巣を唾液を出して作る。
ヒナは産まれて直ぐ飛び立つことが出来ないので、巣は芝生など軟らかい場所の上の木を選んで作り、子供はそこへ降り移動します。
日本で最も親しまれる野鳥の一つで、チーチーという高い声で鳴きます。
古くから鳴き声を楽しむため飼育された。その為メジロは減少し今では捕獲、売買が禁じられています。特に鳴き声が美しい屋久島産のものは、ブランド品扱い。
低地の林に群棲、一枝に押し合うように並んで止まる所から、子供らが多勢で押し合いする様を「目白押し」と言われます。
(文)定塚 康子 (写真)坂本 鋼治