【2017年9月】
太陽が地平線に近い時(朝、夕)は、厚い大気層を通過することになり、太陽光線のなかの波長の短い青色系は空気中のチリ、
ホコリ等によって散乱、消失し、波長の長い赤色系だけが地表に届き空を赤く染める。
火星の夕焼けは大気成分の違いで青くみえるとのこと。
写真の朝焼けは2015年10月27日6時00分、墨汁で描いたような墨黒雲にチロリと火がつき、
赤く燃え、オレンジに輝き、黒く眠っていた金峰山、瑞牆山が目を覚ます。
陽が上り、オレンジの光は空の青に溶けて朝焼けが終わる。 青空に金峰山五丈岩が浮かぶ。
朝焼けは雨、夕焼けは晴れ という。その日、大泉は快晴、18.2℃でした。
(写真・文)俵 一雄 撮影場所:清里高原大橋