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八ヶ岳自然散策

横岳 三叉峰

【2007年7月】
南北に横に長い岩峰を形成している横岳は赤岳に次ぐ高さ(2829m)ではあるが、高山植物の豊富さから言えば一番ではないでしょうか。海の口自然郷を過ぎたところにある登山口から4時間ほどで登れる杣添尾根の最終地点、三叉峰(三方向へ足を伸ばせる分岐点から名づけられた)は高山植物を満喫できるルートである。
ダケカンバ林を過ぎ、ハイマツの急斜面を登り詰めると6月中旬頃からはツクモグサから始まりオヤマノエンドウ、イワウメ、ミヤマキンバイ、ウルップソウなど等が出迎えてくれます。さらに赤岳方面の鉾岳から日ノ岳周辺にも数多くの花々が咲いており、逆に硫黄岳方面へ行けばコマクサの大群落が見られるなど、まさに三叉峰は花の縦走路です。
(撮影:坂本 鋼治)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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